2016年1月17日日曜日

一日体験入学

昨日は京都造形芸術大学に一日体験入学に行ってきたよ。京都といっても、京都には行ってない。東京会場があるので、そちらに。
思った以上にちゃんとして立派なとこでした。

ぼくは文芸コースを選択。題材に三島由紀夫の『金閣寺』を取り上げるというので、三日前から急いで読んだわさ。そんなとこもなければ、絶対に読まない小説。がんばって読むことが出来て、勉強にはなったかも。

でもどうして『金閣寺』なのかなあと考えて、気づいたこと。
三島由紀夫の小説はまったくつまんないけど、書き方の参考にはなるんだよな。創作ノートみたいなのも残ってて、どんなふうに組み立てていったか想像しやすい。これから小説を書こうってひとにはとっても参考になるかも。
『金閣寺』もぼくは図書館の三島由紀夫全集のなかの一冊を借りて読んだんだけど、ぱらぱらめくってたら、巻末に創作ノートも載ってるのを発見。なるほど、興味深い。

小説自体はね、何度もいうけど、つまらない。これが三島由紀夫の最高傑作なの?だとしたらがっかりだね。なにがつまらないって、愛が感じられないんだよなあ、小説に。きっちり仕事しました、どう?うまく出来てるでしょう?みたいな雰囲気が感じられて。だから感情移入できない。

体験入学、授業の中身は、創作ノートのなかの三島が考えたプロットをいくつか紹介されて、あなたならどんなプロットを考えますかっていうのをペラ一枚にまとめるというもの。

いくつかのQ&Aに答えるかたちで書いていったよ。
ま、内容は面倒なので書かないけど。

体験入学する前は、こういうのにも参加して勉強してみるのもいいかなあと思ったけど。うーん。どうかなあ。創作コースだけとれればいいんだけど。

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