平日、木曜のマチネ。下北沢、Geki地下Liberty。
居酒屋ベースボール関係では、去年のクリスマスにクリスマス公演的なものを観たよ。
人形振りが面白かった。
でもそれは居酒屋ベースボールの本公演ではなかったらしい。
だから居酒屋ベースボール(略して、イザベルらしい)を観るのは、今回が初めてなのだ。
観て思ったこと。
そっかー。こういう感じの芝居なのか。期待してたのとちょっと違ったなあ。
ミュージカルではないんだけど、ミュージカルの雰囲気があるよね。
深刻なシーンでも、それほど深刻ではない、みたいな。
褒め言葉じゃないね。ゴメンナサイ。
途中、眠気を誘われたのは、演技が大仰であったりするからなのではないかなあ。
あんまり大げさだと、逆に訴求力がなくなるというか。
滑舌が、みんなよさそうで、実はあんまりよくないのかもしれない。
連続殺人事件なのだけれども、事件がたくさんあったという印象はない。
セリフのなかだけでだったから。
「この12年間に36件(だっけ?)の殺人があった」みたいな。
犯人は、多重人格で、人格たちが登場して、議論したり、喧嘩したり、相談したり。
そのやり取りは面白かった。
でもその誰かの精神世界でのやり取りと、現実の取調室でのやり取りの区別がつかなくて、混乱した。
犯人は最初からわかっているのに、台本上は伏せられて、最後にわかるという感じ。
だからなのか、観客を惑わす感じがあった。
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