2013年2月20日水曜日

映画『チチを撮りに』

やあ、みんな。まあちゃんだよ。

昨日は映画館に行ったよ。
珍しいな、映画館に行くなんて。
前回行ったのは、あれは去年の秋だったかなあ、『ワイルド7』を吉祥寺バウハウス(だったかな)で観たよ。
いま2月だから四ヶ月ぶりか。まあ、そんなに珍しいというほどでもないか。

『チチを撮りに』は、新宿武蔵野館でレイトショー。

監督は中野量太。
ずいぶん昔彼の撮った短編映画『ロケットパンチを君に』で、煙のエフェクトを担当したことがあるよ。しょぼいエフェクトでゴメンナサイっていう感じだったけど。

母と娘二人(二十歳と十七歳)の三人暮らし。
父親はまだ幼いときに女作って出て行ってしまった。
その父親の弟からの電話。
「兄貴が末期がんでもうだめらしい」
母に頼まれて、娘二人が見舞いに行くことに。
「父親の写真を撮ってこい」
「どうして」
「最後に笑ってやるんだ。ざまあみろって」

娘二人は父親の田舎へ。
でも、その日の朝に父親は亡くなって、、、

細かな伏線がいろいろと用意されていて、それが後で丁寧に回収されていく。
映像も雰囲気があっていい感じだった。

ぼくとしてはね、不満だったのは、外がいつも曇りだったんだよなあ。
青空だったらいいのにな~と思ってね。
最後のほうで、雲の切れ間から青空が見えるカットもあるんだけど、、、

それからタイトルの『チチを撮りに』。チチってのはもちろん父親のチチなんだけど。
乳房のチチを匂わす伏線(?)もある。でも乳房のほうの『チチ』は、ちゃんとは回収されてなくて。
うまい具合に引っかかってない。
その辺が不満でした。

あと、娘が二十歳なんだけど、幼すぎて。煙草を吸うシーンもあるから、絶対に二十歳以上じゃないとだめなんだろうけど。二十歳にしては、どうも幼くて。

いや、不満な点ばかり言ってるけど、面白いところもたくさんあったよ。
父親と女のあいだにできた子供(少年)というのが出てくるんだけど、面白かったし。
いや、ほんと。

アフターイベントのトークショーは観ずに、のりさんと映画館を出る。
軽く飲み。ぼくはすぐに帰宅。
でものりさんは、並木さんと荻窪のほうへ。
朝まで飲みになりそうだった。元気ですね。

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