やあ、みんな。まあちゃんだよ。
異様に寒いね。ぼくは風邪引いてボロボロだよ。
だけど無理して観に行ったよ。王子小劇場。
1人の女性を10人の女優が演じる。
昨日20歳になったばかりの自分がいて、
明日30歳になるという自分がいて、
21歳から29歳まで、それぞれの歳の自分がいる。
そしてそれぞれが自分の起こった出来事を物語る。
アイディアとしては面白いけれど。
結局10人の女優による一人芝居という感じ。
一人芝居って、ぼくはダメみたいなんです。
体が拒絶しているみたいで、途中から何を話しているのか聞き取ることができなくなって。
ところがクライマックスのシーンになると、不思議とうるうるさせられて。
いや、これホントかなあ。嘘なんじゃないのかなあ。
こういうので泣けるんだなあ。不思議。
と思いつつ。
冒頭のシーンとか合間のシーンで、ガーリートークがありました。
あれ、気持ち悪かった。
気持ち的には引いてました。どうしてでしょうね?
本物のガーリートークじゃないからでしょうか。
頑張ってガーリートーク風にしてる!みたいなのが見えたからなのか。
ガーリートーク自体に引くものがあるからなのかもしれないし。
年齢の差をもっと感じさせるとか、演劇的な要素をもっと追加してもよかったのでは。
ふう。偉そうでスンマセン。
物語の内容も薄いように感じた。
一生懸命やっていたトランペットの話と、それ以外は恋愛の話。
こいつの頭のなかには男しかないのかという感じ。
それでもクライマックスで泣かされたのは。
20台前半で頑張っていたトランペットを途中で諦めた。
それを30歳目前の自分が眺めている。
そんな風景が、舞台上に見えたからなんだと思う。
不思議な演出だったのは、二人が違う場所で違う人と会話してるんだけど、二人が話しているような見えるようにしたこと。会話としても、噛み合ってるような、噛み合ってないような。微妙な線を行ったり。
面白いなあと思った。でも、、、なんというか、それだけなんだよな。
ひゅー。ゴメンナサイ。
ものすごく期待して観に行ってしまったせいで、逆に辛口になってしまったようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿