2013年2月10日日曜日

TOKYO PLAYERS COLLECTION 『IN HER TWENTIES 2013』

やあ、みんな。まあちゃんだよ。

異様に寒いね。ぼくは風邪引いてボロボロだよ。
だけど無理して観に行ったよ。王子小劇場

1人の女性を10人の女優が演じる。

昨日20歳になったばかりの自分がいて、
明日30歳になるという自分がいて、
21歳から29歳まで、それぞれの歳の自分がいる。
そしてそれぞれが自分の起こった出来事を物語る。

アイディアとしては面白いけれど。
結局10人の女優による一人芝居という感じ。
一人芝居って、ぼくはダメみたいなんです。
体が拒絶しているみたいで、途中から何を話しているのか聞き取ることができなくなって。

ところがクライマックスのシーンになると、不思議とうるうるさせられて。
いや、これホントかなあ。嘘なんじゃないのかなあ。
こういうので泣けるんだなあ。不思議。
と思いつつ。

冒頭のシーンとか合間のシーンで、ガーリートークがありました。
あれ、気持ち悪かった。
気持ち的には引いてました。どうしてでしょうね?
本物のガーリートークじゃないからでしょうか。
頑張ってガーリートーク風にしてる!みたいなのが見えたからなのか。
ガーリートーク自体に引くものがあるからなのかもしれないし。
年齢の差をもっと感じさせるとか、演劇的な要素をもっと追加してもよかったのでは。
ふう。偉そうでスンマセン。

物語の内容も薄いように感じた。
一生懸命やっていたトランペットの話と、それ以外は恋愛の話。
こいつの頭のなかには男しかないのかという感じ。

それでもクライマックスで泣かされたのは。
20台前半で頑張っていたトランペットを途中で諦めた。
それを30歳目前の自分が眺めている。
そんな風景が、舞台上に見えたからなんだと思う。

不思議な演出だったのは、二人が違う場所で違う人と会話してるんだけど、二人が話しているような見えるようにしたこと。会話としても、噛み合ってるような、噛み合ってないような。微妙な線を行ったり。
面白いなあと思った。でも、、、なんというか、それだけなんだよな。

ひゅー。ゴメンナサイ。
ものすごく期待して観に行ってしまったせいで、逆に辛口になってしまったようです。


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