今日は、朝起きて映画を観に出掛けたよ。川崎の109シネマズ。
映画『ゼログラビティ』をアイマックスで観るために。
映画館に行くことは、あんまり無くて、前回観たのはなんだったかしら。あ、そういえば六本木の小さい映画館に、芝居の公演をカメラ一本で撮ったビデオを観に行ったりしたな。あれはいつだったか。あと中野さんの甥の中野量太監督の映画『チチを撮りに』も観に行ったな。あれは新宿の駅の近くの映画館だった。
それにしても109シネマズ、すごいですな。朝から沢山の人が映画を観に来てるんだなあと。わざわざ日曜日じゃなくて、月曜日にでも行けばよかったかもと思ったけど、もう来てしまったので仕方ない。列に並んでチケット購入。席も真ん中付近はもうなくて、端っこのほう。
ふう、やっぱり平日に来るべきだった。ちゃんと予約して。
たまにしか映画館に来ないし、いつもは客の来ない芝居しか観てないから、慣れてないんだよね、こういうのに。
映画のほうはというと、素晴らしかったな。観に来てよかった。入場料が2200円。昨日の芝居が3000円。どっちが面白かった?正直いうと、こっちの映画のほうがずっと面白かったです。ごめんなさい。ま、比較できるもんじゃないと思うけどね。芝居には芝居のよさがあるわけで。
観終わった後、太ももが痛いことに気がついて。無意識に脚を踏ん張りながら観てたようです。なにしろ夢中でしたからね。
後半はもうずっと泣きながら観てました。
印象的だったのは、以下の場面。
コワルスキーが自らフックを解く。こういうのはもっと後半に出てくる場面なんじゃないの?いきなり過ぎてびっくりしました。潔い演出に震える。
ライアンが、神舟に必死に食らいつこうとする。もう、手に汗握りました。涙流しながら観ました。
宇宙船のなか、死を覚悟して、犬の鳴き声を真似る。もう涙が止まりません。
自ら死のうとするけど、コワルスキーの夢を観て、希望を取り戻す。燃料がなくなって絶望しているライアンの表情と希望を取り戻したライアンの表情がまったく違って、別人に見えるほど。ライティングの妙なんですかね。絶望のライアンはやつれて顔色悪い。希望のライアンはふっくらとして血色いい。
ライアンのその後の必死のもがきには、もうほんとうに感動。
地球に突入するときの、地球をバックにした火の玉の軍団が、素晴らしく美しく。
コワルスキーが助からなかったのは残念。
それにしても、ロシアの衛星爆破でこんな事故が起きて、そんでもって中国の衛星で救われるとはね。何かを暗示してるんですかね。
最後、中国の衛星が自然に地球の大気圏に突入していったのは、どういうわけ?
あと、原題は『 Gravity 』なんですね。邦題の『ゼログラビティ』は、正反対のような気も。
最後にライアンが大地にしっかり立つ、っていう意味もあるのかなあ、原題には。あるよね?
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