せんがわ劇場っていいよな。どの席でも観やすくて。すきな劇場。ちょっぴり遠いのが、あれだけど。
芝居のほうはというと。ドキドキしなかったな。ハラハラもしなかったし、ワクワクもしなかった。うーん。何にもなかったな。なんにも残らなかった。
前のほうの席でこっくりしているおじさん。気持ちはわかる。
演出の人は、この芝居で何を見せたかったんだろうなあ。あるいはぼくがアンポンタンで見る目がないだけ?
演出の人は勘違いしてると思うな。でもそれなりにキャリアのある人みたいだし。ぼくとは考え方が違うということなのかな。
カルメン役の人は、そんなに歌うまくないのに、マイク持って歌ってた。なんだかなあ~と思ったよ。
ああ、おれ、きっとミュージカル仕立て(オペラ仕立て?)が嫌いなんだ。みんなで歌ってるときの、あの説明的な笑顔が耐えられない。
歌ってるとき、無理して笑顔にならなくていいのに。無表情でいいのに。と思うけど、ほんとに無表情だったら、やっぱり違うって思うのかも。
ほんとに嬉しくて楽しいんだったら、もうほんとにぶっとんだ感じで楽しそうにしてほしい。
以前、出演者全員で『また遭う日まで』を歌ってた劇団があるけど、あれはよかったなあ。ああいうならまた観たい。
とにかくなんか今日は無駄な時間を過ごしたような気がする。今日の芝居からは得るものはなんにもなかった、というか。ひどいかな?この言い方。ひどいよね。ごめん。
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