2013年7月11日木曜日

ハイリンド 『ヴェローナの二紳士』

吉祥寺シアター。

つい最近も来たな、吉祥寺シアター。あれは六番シードの『交渉人』、じゃなくて『Call me,Call you』だっけかな。

『ヴェローナの二紳士』を書いたのは、二十台後半のシェークスピアらしい。
そういえばどっかで聞いたことある掛け合いだなあとか、この設定はどっかで観たなあという気がした。その後のシェークスピア演劇の萌芽がそこにはあるということなんですね。
そういう意味で、『ヴェローナの二紳士』を観られたのは、貴重な体験でした。

でも上演自体は退屈なシーンが多かったです。
主に演技とか台詞の吐き方の問題かと。いかにもシェークスピア劇的な動きと話し方。表面的に感じました。段取りがあるだけ。
舞台上で何かが起こっているようには観えませんでした。

大袈裟に演じすぎ。ミュージカルじゃないんだから。

シェークスピアでいえば、最近観たのですが、東京乾電池の『夏の夜の夢』が最高に面白かったです。
俳優が演じているっていう感じがなくて。ただ舞台上で遊んでいるっていう感じでした。
いいなあ、遊んでるって。ぼくも遊べるようになりたい。

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