2013年10月12日土曜日

あんかけフラミンゴ『あんかけフラミンゴ11』

芝居のタイトル、前説のときに『あんかけイレブン』って言ってたような気がするな。男性一人、女性10人。合計11人の芝居だからなんでしょう。

登場人物がほとんど、なんというか、不愉快であったり、不快であったり、不気味であったり。みんな、嫌いなタイプで。誰にも感情移入は出来なくて。デストピアな芝居でした。救われるところがなんにもなくて。

でも途中で風変わりなダンスが入って、それでバランスを取ってるような。いや、取れてはいないかもしれないけど。

そんな感じの芝居でした。

泣く演技って好きじゃないんだよなあ。
「泣いてるんじゃない、笑ってるんだ」みたいな台詞があったけど、やっぱり泣いてるんだよな。

終演後は、どんよりした気持ちで外に出ました。
こういう気持ちで劇場をあとにするのは、すきじゃないな。もっとすっきりした気持ちで帰りたい。そういうのを期待してるんだけど、芝居には。

おんなじことの繰り返しがあって。後半はいつまでやるんだろう、なんて思っちゃいました。でも最後、隣の席の女性は感動したみたいで、大きな拍手を送ってました。人それぞれですね。

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