2013年10月14日月曜日

チャリカルキ『アザゼルの山羊』

新宿にあるスペース雑遊。

「アザゼルの山羊」ってのは、聖書のなかにある話だということ。生贄のために山羊が二頭用意されて、一頭は焼かれて神に捧げられる。もう一頭は皆の罪をまとめて被せられて野に放たれる。その後者の一頭が、アザゼルの山羊。
二頭でクジが引かれ、神に捧げられるほうが「当たり」になる。

でもその話を聞いた韓国人が。
「それは変です。野に放たれたほうが生きていられて、『当たり』じゃないですか」

殺されて焼かれるより、生きてるほうがずっといいよね。


そんなのどうでもいいんだけどさ。宗教色が強くなると、話がいろいろと面倒くさくなるような気がする。脚本家はミステリーの味付けのつもりだったのかもしれない。
だから、深くないんだよなあ。なんかどうでもいい。ただ面倒くさいだけ。そんな印象を受けました。


芝居のほうも、上手そうでいて、眠気を誘う演技だったかも。台詞を順番に言うだけじゃ、眠くなるんですよね。耐えられないってほどじゃなかったけど。

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