2013年10月18日金曜日

Tricobo×ハイブリットハイジ座 「セツナイカラダ'91 」

早稲田大学、大隈講堂裏、劇研アトリエ。

ぼくが学生だったときの劇研アトリエはもう跡形もなくて、新しい劇研アトリエが建っている。トイレも綺麗。しかも男女別になっている。

Tricoboは、劇研のアンサンブルのひとつだよ。それと早稲田の劇団のひとつハイブリットハイジ座の、今日は合同公演だったよ。
60分ずつ、途中10分の休憩ということで、舞台美術は素っ気ないか、あるいはまったくないんだろうなあと思ってたら、そうでもなくて。頑張ってました。

「そうかあ、おんなじ舞台装置を共同で使うのかあ」そう考えた。
でも、それも違ってました。10分間の休憩中に最初の舞台装置はほとんど全部取っ払ってました。さすがにふたつめ(ハイブリットハイジ座)は、ほぼ素舞台でしたが。
凄いことだ。誰が何をやるかを細かく分担して、撤収の練習を繰り返したんだろうな。


Tricobe のは、お化け屋敷みたいでした。突然音が鳴ったり、呼び鈴がなったり、カップかなんかが落ちたり。びっくりさせてくれました。

あれは、何?シェアハウスなのかな。4人とも中学の同級生らしい。で、裏側にはいろいろあって、派手な喧嘩みたいなのもするんだけど、翌朝には機嫌はなおっていて、みんなでまたおんなじような生活が繰り返される、みたいなお話でした。

期待してたのとまったく違ってて。いい意味で裏切られたというか。リアルな演技を目指してました。昔の劇研では考えられないかも。


ハイブリットハイジ座は、何度か観たことがあるよ。
今回で三回目くらいかな。最初観たときはわけがわからなくてね。2回目は、あれはオムニバスってやつなのかな。短いやつで、全部コントみたいなのやってた。映像があってね、あれが長くて辟易した覚えが。

今回も期待通りだったよ。

今回もわけわからないようでもあったけど、物語の大筋は理解できたような気がするよ。
九州から東京に出てきたカップル。女のほうは蜂に刺されて死んでしまう。で、男は別の女に恋してしまう。でも、昔の女を思い出して、、、。みたいな。
いや、違ったかな。野球の硬球を額にぶつけて死んでしまうんだったかな。いやいや、あれで死んではいなかったはず。あれ?どうだったかな。よく覚えてないや、はは。

一回刺すと針が取れちゃうのは、ミツバチなんじゃないの?ミツバチごときで、人は死なないと思うけどね。


映画で例えればね、Tricobo は『鍵泥棒のメソッド』で、ハイブリットハイジ座は『愛と誠』だったよ。

『鍵泥棒のメソッド』は、素直に面白いって言えるけど、一回観ればお腹いっぱいになるかも。
『愛と誠』は、大きな声で面白いって言いづらいんだけど、もう一度観てもいいかなって。

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