劇団犬と串の初日を観てきた。
王子小劇場。
『さわやかファシズム』
春の前回公演『宇宙Remix』は、
毎週土日、計4回も観に行った。
その4回とも観に行くたびに新鮮で面白かった。
そして4回とも最後には感動させてもらったのだが、、、
今回は、ん? と思った。
公演時間が2時間20分。
それが全然長いとは思わなかった。
客演が個性的で、それぞれが面白かったし。
でも、、、
なんとなく犬と串っぽくなかったんだよなあ。
いや、充分犬と串っぽかったよ。
舞台上で展開される物語やイベントはいつもどおりで、、、でも。
犬と串ってのは劇団メンバー5人が(6人だっけ?)、
入れ替わり立ち代り舞台に出てきて、
それぞれの個性をぶつけ合うっていうところが
面白いんだと思う。
でも今回は劇団メンバーたちが、
それより多い客演たちや先輩たちに遠慮して、
大人しい感じに見えた。
それが犬と串っぽくないと感じた原因かもしれない。
(ほんとは遠慮なんかしてないんだろうけどさ)
つまらないわけではなかったよ。
充分面白かったよ。
ただ客演が劇団メンバーより多くて、
犬と串らしさが薄まっていて、
期待したものとちょっと違ってたもんだから、ちょっと、、、
(ぼくは贅沢とか我がまま言ってるだけかもしれない)
劇団色というのは、出てくる俳優で決まるもんなんだなあ。
当たり前かもしれないけど。
しかし劇団が成長して殻を破っていく過程では、
こういう公演も必要なんだろう。
ところで『さわやかファシズム』と聞いて、
『やわらか戦車』を思い出したな。
ただそれだけ。
次回も必ず観に行くよ。
やっぱり犬と串だーいすき。
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