世田谷の古民家『土間の家』で。
小さい石油ストーブが焚いてあったけど寒かった、、、
観客は13人。(15人で満席)
なんたって普通の住居の、土間のある一階部分が劇場で、二階には人(大家さん)が住んでるそうな。
土間は雰囲気があって、よかったかと。
白いかまどなんかが真ん中にあったりして。
ただ寒かったけど。
台本はすばらしかったと思うな。
新美南吉の17歳から22歳までの日記をもとに、恋愛なんかを綴っている。
とってもいいと思いました。
ただその上演の仕方が、、、
ぼくはどっちかというと芝居というよりも朗読を思い出してしまいました。
舞台にあがっている人たちが、順番に、自分の受け持ちパートを読んでいる、みたいな。
登場人物同士の関係がないこともないんだけど、希薄で、関係性から起こる緊張感みたいなものがなかったように思うのです。
だから劇的かというとそうでもなくて、まったくないとは言わないけど、物足りなかったです。
終わり頃になると、女優さんたちが感極まって泣いている、というような演技をするんですが、それがぼくは個人的には嫌いです。(この芝居に限らず)
泣いているのを見ると、なんで泣いてるのかなあとつい考えちゃいますよね。
でもそう考え出した途端に、醒めてしまって、置いてきぼりを食っちまったみたいな気になります。
そこからまた悲しい気持ちに戻る、なんてことは無理だし。
こっちをうるうるさせて欲しいのに、俳優さんのほうが先にうるうるしちゃうなんてずるい、と思います。
でも台本で語っていることは、面白いし、発見がありました。
それに古民家での上演というのも、個人的には貴重な体験でした。
昨日は、劇団40CARATの稽古でした。
台本はあがったのですが、配役はまだ決まってません。
とりあえずの配役をして、台本の読み合わせをしました。
年明けの公演に向けて、これから徐々に形が出来てくるのかと思うと楽しみなのであります。
あ、それから一昨日は、立教大学演劇研究会『ESCAPER、探し続けていた場所』というのを観ました。
立教大学は、学校祭の真っ最中で、構内は食べ物の模擬店でいっぱいでした。
芝居のほうはどうだったかというと、、、
真っ赤な口紅を塗ったきれいな女子が出ていて、その人ばっかり見とれてしまっていました。
ごめんなさい。
0 件のコメント:
コメントを投稿