武蔵野芸能劇場。三鷹の駅のすぐ近く。
ちょっと前にリンクス東京という企画で、拝見して、いちばん面白いと思った劇団でした。
だから、結構期待してました。
期待通りに面白かったです。ただ、でも、、、
リンクス東京のときは、各劇団20分の持ち時間だったから、一発ギャグみたいなものでも満足できたのですが、90分ぐらいある本公演だと、それでは満足できないかも。
演劇なのだから、劇的なシーンがないと、、、
一応あったのです。劇的なシーンは。
X10(という掘削機に見立てたダンボール)が、富士山(に見立てたダンボール)を破壊するというシーンが。
それがこの芝居のクライマックスだったと思うのですが、なんとなくクライマックスになってない。
それまでのギャグの雰囲気のまま演じられている。
このクライマックスは、みんな本気でX10(単なるダンボールだけど)を操作して、富士山(ダンボールだけど)に横穴を開けなくてはならない。
単なるダンボールだけど、ダンボールではなくX10という掘削機だと信じられなければならないはず。でもそうなっていなかった。それが残念。
やっぱり芝居の最後には劇的なシーンが欲しいです。それっぽくはなっていたけど、まだ物足りない。
テノヒラサイズの皆さんは演技が上手で、笑いを取るのも上手です。さすが関西の劇団だなあと感心させられるのですが、それだけでは、ちょっぴり物足りなかったです。
すごく面白かったのは確かなんですが、、、
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