pit 北/区域。
劇団40CARATの一月公演も、この劇場を使います。
どんなとこなのかなあと思ってました。
バルコニーや階段など、独特な構造的でした。
出演する前に観に行けてよかった。
上演は二つの芝居を交互にやるみたい。
ぼくが今日観たのは『ボートピーポー ~漂流難民~』というタイトルのほうでした。
(ちなみに、もう一方は『ビバ!ボサノバ』というタイトル)
紹介ページには、出演として男性二名の名前しかあがってなかったので、
てっきり二人しか出ないのかと思っていたら、そんなことはなく。
殺陣のアクションシーンでは、大人数でカシンカシンやってました。
でも基本的には、ふたり芝居。
それぞれ悲しい事情を抱えた男ふたり。
我先に自殺しようとするのだけれども、果たせない。
そのうちに「お先にどうぞ」ということになり、
果てには、お互いに殺し合おうとさえする。
でも、やっぱり死ねない。
死ねない男がひとり去ったあとで、もうひとりの男が、
「でもいざとなったり私は死ぬ覚悟でいます、、、ホントですよ~」
というようなことを言いながら退場。
殺陣が出てくるのが不思議だなあと思ったら、
演出の池内亮太さんは「風剱時音流」というのの創始者なんですね。
なんだかすごい。
男ふたりだけの芝居でも、充分面白かったでしょうが、
殺陣もいいアクセントになっていました。
不満な点は、上演時間が一時間と短かかったこと。
ちょっぴり食い足りない気分。
欲張り過ぎか。
それぐらいのほうがまた観に来たいという気持ちになるのかもしれないしね。
客席はいくつだろう。30もなかったかもしれない。
観客数は、12、3人ぐらいだろうか。
さびしくないこともないですが、、、
無理して観客動員して満員にしようという気持ちがないのも、清清しく思える。
欲張ってないところがいい。
好感度の高い上演でした。
もっとたくさんの人に見てもらいたい。
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