2013年4月11日木曜日

犬と串『左の頬』

やあ、みんな。まあちゃんだよ。

右ふくらはぎの肉離れは、それなりに治ってきたよ。足をそんなに引きずらなくても歩けるようになってきた。怪我してから10日ぐらい? あと二、三日で、走れるようになるかな。なればいいな。
土曜日にはまたある劇団のワークショップに参加するからさ。

劇団かさぶた『お父さんの背中』。終了直後は、ぐったりしてたな。命、削った感じがしました。疲弊して、死んだみたいになって。もうそんなに若くないんだ。はっきり言えば、歳なんだよ。コンチクショー。
でもようやく回復。待ってればいいこともある。生きてるって素晴らしい。

今日は、表題の公演の初日だったよ。

大好きな劇団。去年観た『宇宙Remix』は素晴らしかったな。素晴らしくて、素晴らしくて、計4回観に行ったよ。そして4回とも感動したよ。
でも前回の『さわやかファシズム』は、どうもなあ。そして今回の『左の頬』も、なんというか。

ぼくの期待が大きすぎるのだろうか。だから、物足りなく感じてしまう?

バナナ学園純情乙女組主宰の二階堂瞳子さんが、客演で出ている。それが今回の売りのひとつでもあるよう。劇団員の鈴木アメリさんと二階堂瞳子さんが、ダブル主演という感じ。

バナナ学園純情乙女組は観たことないので、二階堂瞳子さんを拝見するのは今回が初めて。これも、なんかものすごく期待が高かったせいか、、、こちらのハードル上げすぎたかも。

全体に芝居を作り過ぎだと思うな。もっと俳優が自由に動くライブ感があったらと。全部作りすぎててどうもなあ。でも考えてみれば『宇宙Remix』もそうだったんだよな。

満間昂平さんは、自然体な感じがしていいけど。その他の出演者は全員、チカラが入りすぎていて。息苦しさを感じないでもないような。


前説で、「涙を拭くためのハンケチのご用意を」
でもそんなの必要なかった。単なるギャグだったか。ほんとに泣けたら良かったんだけど。

恒例の最後に出てくるラスボス(?)と男どもが戦うのはいいけど、そのあとのプレゼント交換は何?
やってる人たちは、あれで納得してるのかな。

「なるほ度」とかどうでもよかった。そのナンセンスに乗れなかった(ぼくが)のが残念でした。

ゴメンナサイ。大好きな劇団で、期待度が高かったぶん、辛口になってしまいました。


もっと即興の要素を入れてみればいいんじゃないのかな。本人たちがどう考えているかわからないけれども、僕から見れば、彼らは行き詰まってる。でも彼らがそれを突き破るのは、そんなに難しいことじゃないだろう。

とにかくいまのままじゃだめだ。

あれ? わしって偉そう? ほんとにゴメンナサイ。

背景美術は綺麗だったな。。幾何学的な感じがすき。初日でまだ慣れないせいか、蹴られて壊れた箇所がふたつ。観ていて、ひーっと思った。


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