2013年4月5日金曜日

LIVES [ライブズ] 『知恵と希望と極悪キノコ』

やあ、みんな。元気かな。

ぼくはというと、まだふくらはぎ怪我が治らなくて。やっぱり足を引きずりながら歩いてるよ。完治するまで、どれくらい掛かるんだろうなあ。怪我したときは、こんなの2,3日で治ると思ってたのに。けっこう掛かるもんだな。

それにまだ体全体が疲れてるみたいだ。なんとなく力が入らない気がする。消耗してたんだなあ。

今日は三軒茶屋にあるシアタートラムに行ってきたよ。初めて。
ものすごく立派だった。二百人収容の大きな劇場。でもさ。椅子がベンチみたいになっていて、ちょっとした座布団みたいなものは貼ってあるけど、ずっと座っていると尻が痛くなってくる。
それに狭い。ロビーとか外見は立派なのに、椅子は優しくない。上辺だけの劇場だね。
とはいっても、こういう広い劇場でやってみたいとも思う。

物語の舞台は、映画の撮影現場。『仮面ライダーイナズマ』っていう架空のヒーローの映画。
悪の組織(名前、聞こえなかった)があって、戦闘員が何人かいる。
その戦闘員役で出演する人が主人公。

今日限りで、俳優を辞めて、田舎に引っ込むことを決意した主人公。彼の役は、悪の組織の戦闘員A。その他に戦闘員はFまで、計6人。それぞれ事情を抱えている。
それから、昔はアイドルだったけど、いまはまったく売れていない俳優、隼なんとか。キノコ怪人の役で登場。
脚本家と主演女優は夫婦。女優は脚本家に愛想をつかしている。気の弱い脚本家は女優のいいなり。
設定はそんな感じ。

いよいよ撮影開始。ところが戦闘員たちが張り切って、いろいろと余計なことをしたり、肝心の台詞を何度も噛んで言えなかったりで、彼らのシーンがカットされることに。

でも、そんなあ。これで最後の撮影だっていうのに、自分が出るシーンがなくなっちゃうなんて。
戦闘員たちは、自分たちのシーンを復活させようとする。でも失敗。監督は逆に怒りだしたり。

最後の手段は、ヤフー知恵袋。ってとこがなんだか現代的ですね。あるいは古めかしいというか。微妙な感じ。
ヤフー知恵袋で、脚本家が夫婦仲についてのアドバイスを求めているのを発見。それに対して、解答。毅然とした態度を取り、自分の仕事を曲げてはだめ、みたいなアドバイスを送る。

それを読んだ脚本家が、毅然とした態度で「脚本を変えてはならない」と断言。
さらに妻の女優に対しても、強い態度で出る。妻の見る目が変わる。

そしてようやく戦闘員たちのシーンの撮影が再開される。
さっきまでトチっていた俳優もしっかり台詞を吐くようになる。撮影は順調に進み、最後は戦闘員Aの台詞。

「戦闘員に強い電気を流して強くするという、この実験がもし失敗に終わった場合、戦闘員は死ぬことになります。でもぼくらは生きているのです」
そんな感じのこと。

最後にはキノコ怪人の怒りを買って、死ぬことに。

撮影が無事終了して、拍手。おしまい。


途中、ちょっぴり眠くなったけど、いろいろ飽きさせないようにやってくれてたよ。ビデオの巻き戻し早送りみたいなのを全員でやってて、面白かったな。


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