今日は面白い芝居を観て来たよ。
阿佐ヶ谷のTABASAっていう、普段は何?バーなのかな、喫茶店?そういう感じの場所でやってました。舞台がせまーい。天井ひくーい。へえ、こんなとこでやんの?
でもね、すんごく面白かった。こういうのが観たいんだよなあ。でも、なかなかない。大人数でわさわさやる芝居はだめだね。すくなーい人数で濃密な関係を作っていく芝居が面白い。
友達ロボット?を購入したアキユキ(だったかな)。ロボットにはユウジって名づける。
「やってほしいことがあったら、なんでも言って」
「じゃあ、明日のサバゲーに一緒に行ってくれる?」
「サバゲー?」
「サバイバルゲーム」
「あ、サバイバルゲームね」
でも、ちょっと話すうちになんだか鬱陶しい奴なのが判明。一週間以内ならクーリングオフが可能。
「クーリングオフ」
「え、どうして?」
「どうしてって。友達になれそうもないから」
落ち込むユウジ。なぜならばユウジは、5回クーリングオフされることになるから。そして、5回クーリングオフされた友達ロボットは不良品として廃棄処分になるのである。
いじけるユウジ。
でもその話を聞いてしまったアキユキ(だったかな)は、友達になろうとする。友達になれるかどうかを判定する審査があって、それに合格するために、二人が協力する。
審査の基準は5つ。()内は二人の答え。
1、楽しくコミュニケーションを取ることができるか。(漫才をする)
2、スキンシップが取れている。(抱きあう)
3、本音で話しあえているか。(『ほんね』を『ほんおと』と読んで、本を叩いて音を合わせる)
4、なんだっけ? ぶつかりあってるか、かな。(相撲をとる)
5、相手の心がわかるか。(何にも考えていない表情をつくることで、なんにも考えない)
この辺のくだりが、芝居の眼玉。
馬鹿らしいことを本気でやってる二人。
朝になって、審査が始まる。
緊張のためか、二人の行動は尽く失敗。がっかりする二人。
だが、試験は合格。
二人が何かを成功させたかどうかは、試験の判定には関係ないのである。
喜ぶ二人。
そんな感じの物語。
物語はわかりやすいし、先も読みやすい。でも、期待したことが期待通りに進行していくのも楽しいものである。期待通りに進めるのも、難しいと思うな。いや、期待以上に面白く進行していったんだけどね。
ここはどうやるのかなあという箇所も、面白くさせていった。
ギャグで笑わせるのではなくて、演技とか間で笑わせてくれた。そして最後にはホロリとさせてくれる。いいお芝居でした。
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きっと上記の説明ではわかりづらいよね。まあ、仕方がない。このブログは、ぼくの忘備録的な意味もあるからさ。
今日のこの芝居を忘れないように。
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