シアターKASSAI。昨日と連続で池袋。
2日続けてジュンク堂書店に行けて幸せ。あそこは本が沢山あるし、椅子もあるからね。
『どらっぐ・ど・東京』は、『ジキル博士とハイド氏』みたいなやつだったよ。設定は逆だけどね。
孤独な人みたいで、薬を飲んで惨めなせむし男になると、女が哀れんでいたわってくれる。それが嬉しくて、薬を飲み続けるんだけど、飲み過ぎて最後は死んでしまう。
普段は冷たい不動産屋で。その女に対しても冷たくあたってしまう。女も男に冷たい。
いやあ、よっぽど寂しかったんだろうなあ。日常生活が。(ぼくも他人のことは言えませんが)
脚本で、前もってその辺も表現できてればよかったのに。ほんとはすっごい寂しがり屋さんなんだって設定を。
そうすればもっと素直に感情移入できたと思うな。ひょっとしたらほろっと出来たかもしれないのに。
女性へのアプローチが、不器用過ぎ。
「おれを愛してくれるか」なんて。
うんっていう女なんていないって。
でも主役のひと、がんばってた。
途中、ミュージカルみたいにみんなで歌ってたけど、芝居全体をもっとミュージカル仕立てにしちまえばよかったのに。
みんな声はいいし、歌はうまいし。踊りもそこそこ。狭い舞台で歌って踊る。日本舞踊もあり。いいミュージカルになったと思うな。
『ダンシィングインザダーク』だっけ?あんな感じの暗いミュージカル。
思いつきで言うなって感じですが。
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