2013年6月9日日曜日

せんがわ劇場演劇コンクール二日目

ああ、今日は調子が悪かったな。熟睡できなかったのかも。

観劇途中で眠くなるとは。直前にドーナツとか一袋食べたのもよくなかった。
昨日はすごくよかったけど、今日は全体に低調だったような。
こっち、観る側の体調のせいもあるんだろうな。

劇団appleApple『僕らがいた街、僕らのいない街』

面白い趣向でした。
十年前の二人と現在の二人が同時に舞台上にいる、そして現在の仙川付近を散歩しながら、当時の仙川の景色なんかを語っていく。
二人は十年前にはつきあってたけど、そのうち別れて、久しぶりに再会したのである。

クライマックスでは、交わりあうはずのない十年前のカップルと現在のカップルが会話したりする。

ただ、なんというか。ぼくのほうの集中が切れていたせいか、最後、なんか、こう、うわーっとなることはなかったんです。残念ながら。

十年前のふたりと現在のふたりとの関係から、何かが見えてくるということが、アンポンタンなぼくにはなかったという感じです。残念。


演劇プロデュースユニットMoratorium Pants
『とてもだいじなはなしをします。』

子供向けのファンタジーでした。
双子の姉妹がいて、捨て猫を拾ってきてしまう。部屋の備品たちが話し出して、双子を勇気づけたり、猫を助けたり。
苦手。ぼくはその世界に馴染めず。

楽しくもないのに大袈裟に楽しそうな演技をしたり、悲しくもないのに大袈裟に悲しそうな演技をするのは、わかりやすいけどね、面白くもなんともないな。ひゅー、辛辣ですかね。


THEATRE MOMENTS 『パニック』

客席が満席だったよ。人気のある劇団なのかな。

安部公房の短編『パニック』を脚色。昨日も安部公房があったよね。『赤い繭』。
前説でわかった。安部公房は調布市に住んでたんだね。仙川のすぐ近く。
で、モチーフとして安部公房をもってきたと。なるほどね。そうだったのかあと思った。

昨日の『赤い繭』はゴム紐をうまく使っていたけど、こちらはトイレットペーパーを大量に使ってたよ。でも、なんかモサモサしてて。おお、と感じるところはなく。モサモサした感じで。なんとなーく残念。

仕事を探してて、会社の面接受けて、それでそのうち殺人犯に仕立て上げられそうになるっていうお話。そんなタイトルの短編あったかなあ。物語自体は読んだことあるような気もするんだけど、はっきりと記憶にない。

この芝居では落ちてしまって、観てない時間がある。くーっ。自分のばかあ。クライマックスのところはかろうじて観る事ができた。
でも、それほど、なんか、面白いとは思わなかった。だから落ちたともいえるんですけどね。

これがグランプリ取るとは思わなかったなあ。
講評など観たいとろこですが、せんがわ劇場のホームページには結果しか書いてない。
どういう審査の過程があったのか、知りたいなあ。単なる素朴な好奇心で。


JAPLIN 『でんすけ』

予約するのが遅くて、チケット取れませんでした。残念。
13:00から当日券を配布するということだったので、13:10分くらいにいったらもうなかった。とほほ。

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