王子小劇場。金曜マチネ。
今日はいろいろ忙しかった。四時前には起きて、それからごにょごにょあって、成田空港へ。帰宅して一休みもしないうちに、王子へ。睡眠不足なので、上演中眠りませんようにって祈った。
暗転のときに眼をつぶっているうちにうとうとし掛けたけど、なんとか持ちこたえた。
よかたよかた。
上演の内容はというと。とほほ。ぼくにはさっぱりわかりませんでした。何やってんだろう、この人達っていう思いが。結局、最初から最後まで。
いちばん面白かったのは、用務員のおじさんかな。最初のほうでボクシンググローブつけてたような気がするんだけど、気のせい?
またその格好で登場するのかなと思ってたら、そういうことはなく。
なんかこう、固太りで、身体のフォルムというか、シルエットというか、お腹の出具合とか、そういうのが面白いなあと思ったなり、用務員のおじさん。あんまり出番はなかったけど。
ただ、ブルマを集めてるのを生徒にみつかったときの反応が、よくわかんなかったなあという印象が。あの人は黙ってるのがいいのかも。
他のひとは作りすぎ。あるいは無理しすぎ。優等生の人とかね。突然変態っぽくなるけど、無理してるなあという印象。(ほんとか?)
ギャグで笑かそうとしてて失敗してた。
演技で笑かそうとしたほうがいいと思うよ。(わ~、偉そう)
主役のヌル。スカートが翻ったとき、パンツが見えた。
「あ、面白いパンツ履いてる。あれ、どっかで見せるのかな」
トマコと掛け合いしているときに、パンツがまるみえに。
「なるほど、ここで見せるつもりだったのか」
わざとらしすぎて、笑いは取れず。要らないよなあ。こういうサービス。
いや、欲しい人もいるんだろう、きっと。
最後、股間から卵が落ちてきて、それからローションなんかもタラタラ~。
汚い。ひいた。卵、もったいない。
殺して、首ちょんして、木の洞に隠す。昔の酒鬼薔薇なんとか事件を思い出しました。
あの犯人が少年院を出て、教師になったら、どんなだろうと、観ながら想像した。
「いま舞台で観ているような感じとはちょっと違うだろうなあ」
では、どんな感じなのか?と問われても、うまくは言えないんだけどね。
被害者の妹。教師に向かって「死ね」とか言ってた?
いつか許す気持ちにならないと、心の平穏はずっと訪れないよね。
いいお姉さんがセーラー服とか着ちゃってさ。お兄さん連中も学生服。なんかなあ。
似合ってたのは、一人だけですぜ、セーラー服。赤いヘッドフォンの。ふう。そういう意味でもきつかった。
てへへ。ごめんなさい。
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