2013年6月30日日曜日

shelf volume 15 「班女/弱法師」

やあ、みんな。まあちゃんだよ。

昨日は、日暮里d-倉庫。脚本は三島由紀夫だよ。

三島由紀夫か。三島由紀夫ね。
中学生のとき、「潮騒」にどきどきしたな。あの有名な場面。雨の中、漁師小屋のなかで。男はふんどし一丁になって。女のほうも、、、。二人は焚き火を挟んで向かい合っている。心臓ばくばくさせながら、おんなじ箇所を何度も読んだような。でも、あの本は子供用に書き直したやつなのかな。

三島由紀夫、その他にも何か読んだように思うけど、覚えてないな。きっとそんなに感銘を受けなかったということで。『金閣寺』かな。有名だからと思って読み始めたけど、すぐに止めたような記憶も。だってつまんないんだもん。

「班女」は、35分くらい? 十分の休憩をはさんで「弱法師」が45分くらい。

開演の15分前の開場で、入ると役者さんが舞台上ですでに蝋人形化していました。じっと同じポーズ取ってるのは大変だろうなあ。さすがに通常の30分前開場では、きついからということなのでしょう。
でも15分間舞台上でじっとしてスタンバイしてるのって、意味があるんだろうか。開演時にすでに、体力を消費して、開演後の演技に影響するのではと心配でした。

俳優たちはあんまり動かずに、動いてもゆっくり、前を向いたまま台詞をいうことが多かった。
芝居っていうよりも、朗読みたいな印象。
踊り、というわけでもないんだけど、みんなでタイミングを合わせて、様々なポーズを取ったり。

いろんな演じ方があってもいいと思うけど。

ずっと不自然なポーズで、同じ調子のまま台詞をいうので退屈でした。その向こうにある演劇的な価値みたいなものが、ぼくには見抜けず。はっと目覚めるときはありませんでした。まったく大馬鹿野郎ですね。

最前列で観たのがよくなかったのかなあ。後ろ側の席で舞台全体を俯瞰できれば、もっと印象は違ったのかも。




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