2013年5月8日水曜日

第0楽章『宝島』

やあ、みんな。まあちゃんだよ。

東京、今日はなんだか暑いね。もうかね。いやいや、そんなこたーない。
そんななか今日も芝居見物に出掛けたよ。
渋谷の新南口近くにある、SPACE EDGE。なあんかさ、こんなとこで芝居やんの?って思っちゃったんだけど。プレハブ?みたいな。でもプレハブじゃないよ。ちゃんとしてるよ。普通の芝居を上演するような感じじゃないってだけで。
でもその空間をうまく利用していたのが素晴らしいなと。

脚本の人、なーんか頭おかしいんじゃないかと思ったよ。失礼。ごめんなさい。いや、だってね。こんな変な物語、なんで思いつくのかなあ。起承転結がちゃんとしているようで、全然ちゃんとしてないじゃんかよ。
イメージなんだなあ、イメージが大事なんだなあ。英語で言うと、イマージュ


でした。なんでここで涙が出てくるのなって思って。不思議だった。最後の場面。
でも後から考えると、謎というわけでもないのかも。

サスペンス風の物語なのかと思ったら、実はそうではなくて、いろんなイメージを積み重ねていった先に出来上がったものが、この芝居ということなんでしょうかね?

お弁当や、ケーキ。ちゃんと食べてるのが、リアルでよかったな。あとゴミだらけの室内とかも。その辺がリアルだから、リアルからちょっぴりずれた会話(や幻想)がより生きて来るというか。

それからまたちょっとずれた三人組登山者の演技とがいい味を出していて。シリアスだけど笑いを誘うっていう。

失踪した男の寂しくて、でも楽しくてユーモラスに見えなくもない、見方を変えれば羨ましくもある、そんな人生が浮き彫りになったお芝居でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿