どうも趣味じゃないような気がして。でも一度くらいは観てみないとね。話題なんだし。
明治30年、日清戦争後。
戸籍をつくるために、人間(ひとま)島へ。三人の男。それから鉄砲撃ちの女性とかガイドの婆さんとか。
風撃ち。鉄砲撃ちの女が風を読んで鉄砲を撃ち、風向きを変えることができる。
カリド。人間島に住む民。
人身(ひとみ)。人身御供のために育てられる子供たち。
はぐれカリドとかも出てくる。
三人の男は、そのうちに全員死ぬかおかしくなる。
一人はノイローゼ気味で鉄砲で仲間を撃つようになる。そのうち襲われて、、、。
もう一人はカリドの女とできて、人間島に住み着こうと考え、帰るための船を燃やして、自分も死んでしまう。
もう一人は18代目そうげん斎と名乗って民の導き役となるが、いろいろとショックなことが重なって廃人に。
カリドの民は、何人か死んでしまったけど、元気。ヒトミの子どもたちも元気。
『七人の侍』を連想させたよ。最後は侍がほとんど死んでしまうけど、農民はたくましく生き残る。
関係は全然違うけど、『風撃ち』も、島にやってきた男どもは死んで、カリドは助かる、みたいなね。いや、助かったわけでもないけど。これもたくましく島で暮らしている。
まあ、もともと男たちが来なければ、島は平和だったわけだけど。はぐれカリドは殺されただろうけどね。
そう考えると、男たちは勝手にやってきて、勝手に死んでいったということになるのかな。災難だったのは、巻き添えで死んでった人たちだね。まったく迷惑。
男たちは何かに拘り過ぎたということなのかなあ。
広い会場で、舞台セットがすごかったな。
臨場感があった。迫力ありました。観に行ってよかった。いい経験でした。
終演後の会場前。ノボリがお祭りみたいです。 |
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